雑誌感想レビュー:TYPE-MOONエース VOL.12

皆さんこんにちは。

少し遅ればせながらTYPE-MOONエース VOL.12を読み終わりました。

FGO中心の内容になっていて、FGOやFateシリーズのファンの方には楽しめる一冊になっていると思います。

半面、月姫のリメイクに関してはほとんど情報がないなど、Fate以外の型月作品が好きな方には少し物足りないかもしれません。

〇Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い 教えて！ひろやま先生Q&A

プリヤ世界に関する、ひろやま先生へのQ&Aです。
まともなものから、「なにこれ」みたいな謎な質問があり、この質問はだれが考えたんだろう？という感じです(笑)

Q並行世界の士郎は学校ではどのような生徒だったの？

↑これなんかはまともな質問だと思うんですが、

Q並行世界の学園でも一部の女子のなかで「士郎×樹理庵」は流行っていたの？
↑これは意味が分かりません(笑)
　誰が考えたんでしょうか？

個人的にツボな質問は、
Q家から出たことのない美遊の服の趣味は、誰の影響？
↑でしょうか(笑)
士郎がなんとなく買った動物寝巻きを美遊が気に入ったから、シリーズが増えたんだそうです。

他の質問も重箱の隅をつつくような質問にしっかりと答えてくださっているので、読みごたえがあります。
さすがFateシリーズだけあって、設定も作りこまれています。

〇Fate/strange Fake 成田良悟インタビュー

なかなか先に進まない(笑)、Fakeの作者成田先生のインタビューです。
インタビューの中で、「一部の読者は気づいてらっしゃると思うのですが」というフレーズがよく出てくるのですが(真名不明のサーヴァントの正体など)、私は全然わかりません(笑)
でもそれがまた楽しみになっていいですね。
「終盤に10騎くらい一気に散る」という爆弾発言(！？)がありましたが、ほかの作品を書いている作者さんとの連携(それぞれ担当しているキャラクターのセリフをお互いに監修している)など型月世界というシェアワールドにおける作家さんの独自の仕事が知れて面白かったです。
世界的にもマーベルやスターウォーズなどシェアワールドの作品群が注目を浴びているので、TYPE‐MOONにも頑張ってほしいですね！

〇Fate/Grand Order 監獄塔に復讐者は哭く(漫画)

最後に漫画の感想を。
エドモン・ダンテスのイベントのコミカライズです。
私はあのイベントの最初の開催の時はFGO自体をやっていなくて、復刻の時は時間がなくてテキスト部分を飛ばしていました(汗)
というわけで、初めてストーリーに触れたわけですがなかなか楽しめました。
エドモン・ダンテスのキャラクターも魅力的ですし、ヒロインのメルセデス(？)がいいですね。
正体は血も涙もない(笑)あの人ですが、淑女の彼女が楽しめます。
サーヴァント戦も迫力があってよかったです。
Fateのコミカライズないしアニメ化のポイントがサーヴァント戦をどう表現するかだと思うのですが、スピード感とダメージの重さがあるいい絵だったと思います。
お勧めなので、もう読んだ方も多いかとは思いますが、ぜひ読んでみてください。


この他にも那須きのこ先生のインタビューやFate作品の最新情報、漫画などTYPE‐MOON世界(主にFateシリーズですが)を満喫できる一冊なので、ぜひ皆様手に取ってみてください。
それではまた。

TYPE-MOONエースVOL.12 （カドカワムック） [ TYPE-MOON ]