毎月恒例の、ホビージャパン感想レビューです。
今回はなんといっても筆塗りの特集が出色の出来だと思います。
1.巻頭特集 究極の筆塗り達人になる
巻頭特集のテーマが筆塗りということで、筆塗りを愛用するモデラーさんの対談や筆塗りを使った製作レポート、メーカーさんの筆塗りに対する姿勢などいろいろな視点から筆塗りについて特集されています。
私も部分塗装程度ですが筆塗りを愛用しているので共感したり、こういうやり方があるのかと新たな発見があったりと、非常に勉強になりました。
近年筆塗りが再評価されているというのも驚きました。
メーカーさんも筆塗りブームを無視できないと感じているということで、なかなかホットになってきているようです。
横山宏氏とMAX渡辺氏の対談で、筆ムラさえも味になるという話をされていて私は目から鱗が落ちる思いでした。
表現というものは自由であっていいということを再認識させられ、とても参考になる記事でした。
2.気になった作例
・HGBF GM/GM 改造 ジムズゴック
製作・文/yubaba
アニメ『ガンダムBF GMの逆襲』に登場した機体の作例です。
GMにズゴックの機能を持たせた追加ユニット(被り物)を装備させた機体です。
追加ユニットはほぼフルスクラッチの上、着脱機能までついていて愛を感じます(笑)
面白いフォルムの作例なので、皆様にもぜひ誌面を見てほしいです。
・HG ガンダムダンタリオン 使用 ガンダム・ダンタリオン(月鋼)
製作・文/仲井望
『鉄血のオルフェンズ 月鋼』に登場した黒いダンタリオンの作例です。
装備も攻防一体の盾「アイギス」を特別にフルスクラッチされていて、非常に迫力があります。
白いダンタリオンも好きだったのですが、黒いダンタリオンもすごく威圧感があっていいですね。
黒いガンダムもいまやベタとなってきましたが、いいものはいいのです。
・HG ガンダム・ダンタリオン
製作・文/セイラマスオ
今月のセイラマスオ氏の作例はガンダムダンタリオンです。
おなじみのマスオディティールと、淡い色彩で非常に魅せてくれます。
マスオ氏の作品は独特の世界観があって大好きです。
今後も期待したいですね!
・コトブキヤ フレームアームズ・ガール イノセンティア Blue Ver.改造
フレームアームズ・ガール ルミ・クリスタル
製作・文/柚P
イノセンティアをスノーボーダー風に改造されています。
ルミ・クリスタルとは「雪の結晶」の意。
ボードもプラバンを使って一緒に作られています。
小道具のゴーグルもいい味を出していて、とてもかわいいです。
フレームアームズ・ガールはいろいろな改造の方向性があって面白いですね!
以上、月刊ホビージャパン 2017年12月号の感想レビューでした。
今後もホビージャパンのレビューは続けていく予定なので、ご期待ください!
それではまた。