皆さんこんにちは。
毎月恒例のホビージャパンレビューのお時間です。
今回も魅力的な特集や作例にあふれた誌面となっています。
私の文章でその魅力を伝えていけたらと思います。
1.[巻頭特集]模型よ、止まれ2019 あえて動かさない、キャラクターキットの楽しみ方
巻頭特集では模型を固定して楽しむ楽しみ方についての特集が組まれています。
最近のプラモデルといえば、可動範囲の広さやギミックの豊かさなどに注目が集まることが多いですが、あえて固定ポーズとすることで名場面の再現やヴィネット的な楽しみ方などを追求することが特集の目的として触れられています。
表紙にもあるガンダムがザクにビームサーベルを突き立てているジオラマはアニメ第1話のシーンを再現したものです。
アニメには絵のウソが多くあるので、アニメのイメージを尊重しつつも実際にこのシーンを再現するにはどういうことが必要か様々な視点から考察し、作例を作られています。
他の作例では仮面ライダーやフレームアームズ・ガールなどの固定作例も載っていますが、これらの作例は関節を埋めてしまうことで、より自然な仕上がりとなっています。
関節を埋めることで固定フィギュアと同じような楽しみ方もできるという新たな楽しみ方に気づかされました。
2.気になった作例
・HGUC R・ジャジャ使用 R・ジャジャ(Twilight AXIS Ver.)
製作・文/仲井望
逆襲のシャアやユニコーンの後日談を描くスピンオフ小説『Twilight AXIS』に登場するR・ジャジャの作例です。
設定ではZZに登場するものと同じ形状のようですが、プロポーションやディティールの異なる『Twilight AXIS』版として仕上げられています。
最大の特徴は左肩のアーマーがないことですね。
カラーリングも独特の色合いでカッコいいです。
個人的に原作のファンなので、作例として目にすることができたのがとても嬉しいです。
・HGUC グスタフ・カール(ユニコーンVer.)
製作・文/sannoji
設定が変遷を続け、最終的にユニコーンに登場したデザインが初キットかとなったグスタフ・カールの作例です。
初期デザインをネットで見たことがあるのですが、高性能ジェガンという感じで逆にユニコーン版のデザインの方が、デザインのつながりが見えてきません。
作例では大掛かりな改修はしていませんが、細かい部分がいろいろ変わっていて、魅力的な作例となっています。
個人的にはシールドアームの肉抜きが埋まっているのがかなり見栄えの違いに変わっているなと感じました。
カッコいい重MSとしてうまくまとまっていると思います。
以上、簡単でしたが月刊ホビージャパン 2019年4月号のレビューでした。
文章で紹介した以外にも、魅力的な作例や特集がたくさん載っています。
気になった方は是非ご自分の目で誌面を確かめてみてください(#^.^#)
それではまた。
BEFORE/雑誌感想レビュー:月刊ホビージャパン 2019年3月号